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第7回 CLOMO ユーザーミーティング開催レポート(2023/12/14開催)

今回は、2023年12月14日(木)に開催した、「第7回 CLOMO ユーザーミーティング」の様子をご紹介します。


■「CLOMO ユーザーミーティング」とは

「CLOMO ユーザーミーティング」は、当社が開発・提供をするモバイルデバイス管理ソフトウェアサービスである「CLOMO」をご契約中のお客様に、最新情報や他ユーザーの活用事例を通じて、デバイス管理や運用のヒントを持ち帰っていただくことを目的としたイベントです。

実際にデバイス管理を担われている管理者様の生の声を聞くことのできる年に1度の機会となっており、7回目の開催となる今回は、「CLOMO ユーザミーティング」を通して、新たな気づきを発見して欲しいという思いのもと、「デバイス管理の新発見」をテーマに、完全オンライン形式で開催いたしました。

■当日の様子

基調講演

1. Deep Instinct株式会社様
『サイバー脅威のトレンドと生成AIによるサイバーセキュリティへの影響』

米国Deep Instinct株式会社の乙部様に、最新のサイバー脅威トレンドやChatGPTをはじめとする生成AI技術のサイバーセキュリティへの影響などについて、お話しいただきました。

講演内では、2023年のランサムウェア被害件数が、上半期だけで2022年の年間被害件数を上回るほど大幅に増加していることや、情報漏洩をもたらす手法も、リークサイトだけでなく、ミラーリングや代替プロトコルなどを活用した新しい手法が登場していることなど、デバイス管理者が今後注意すべきポイントをご紹介いだきました。

ChatGPTがマルウェアの作成に悪用されている事例は、身近に潜む脅威として、大変参考になるお話でした。

(生成AI「ChatGPT」を利用したサイバー攻撃についての例についての説明)

2.TeamViewer ジャパン株式会社様 
『世界で最も使われているITデバイスサポートツール「TeamViewer」の最新事例とMDM連携』

TeamViewerジャパン株式会社の小宮様に、リモートアクセスツール「TeamViewer」の特徴や使い方、「TeamViewer」を導入している企業の事例などについて、お話いただきました。

講演内では、今後実装が予定されている「CLOMO MDM」との連携機能についてのお話もあり、開催後のアンケートでは、多くのユーザー様からご期待の声をいただきました。

(Team Viewerの使用例についての説明)
(「TeamViewer」と「CLOMO MDM」の連携機能についての説明)

CLOMOご利用ユーザー3社による活用事例紹介

1.株式会社八神製作所様 
『CLOMO導入事例』

(株式会社八神製作所 竹原様による導入事例発表中の様子)

株式会社八神製作所の竹原様より、複数種類のOSが搭載されたデバイスの管理における「CLOMO MDM」活用事例をご紹介いただきました。

同社では、営業活動用のiPhone約900台、営業及び棚卸し用のiPad約70台、Web会議用のWindowsタブレット約50台、合計約1,020台のデバイスを、「CLOMO MDM」を使って管理し、用途に合わせた構成プロファイルの設定や、利用アプリの管理などを行っています。

「CLOMO MDM」を活用し、iPhoneのホーム画面にWebクリップ*のアイコンを配布することで、給与システムや勤怠管理システム、社内掲示板などの社内向けWebサイトへのリンクを、通常のアプリのように自然に利用することができているといった話もあり、実際にデバイス管理を担う管理者ならではの目線のお話をしていただきました。

※Webクリップとは、Webサイトへのショートカットを管理下のデバイスに配布することができる機能です。デバイスのホーム画面でWebクリップのアイコンをタップすることで、Webサイト(会社のWebサイトなど)をすばやく開くことができます。

②株式会社ハンズ様
『CLOMO運用事例紹介』

(株式会社ハンズ 大場様による運用事例発表中の様子)

株式会社ハンズの大場様より、「CLOMO MDM」を利用した、デバイスの運用事例をお話しいただきました。

同社では、店舗で使用しているPOSレジ用のiPadを約2,380台、在庫管理や発注用のiPhoneを約2,730台、合計約5,100台のデバイスを、「CLOMO MDM」で、管理しています。

また、「CLOMO MDM」と併せて「CLOMO運用代行サービス」*も利用いただいており、これにより、従来「CLOMO MDM」の運用にあたっていた人員を他の業務に回せるようになったとのお話もありました。

※「CLOMO運用代行サービス」とは、「CLOMO MDM」の運用の一部をアイキューブドシステムズが代行するものです。専任スタッフが管理者の代わりに「CLOMO MDM」の運用を行います。

③浪速運送株式会社様
「CLOMO MDMを活用したドライバー用モバイル端末管理の事例紹介」

(浪速運送株式会社 森脇様による発表中の様子)

浪速運送株式会社 森脇様より、「CLOMO MDM」を活用した、Androidデバイスの管理事例についてお話いただきました。

同社では、運送業務用のAndroidデバイス約760台を「CLOMO MDM」で管理しています。

「CLOMO」を選んだ理由についてもお話いただき、サポート体制が充実していた点や、キッティング作業が用意に実施できる点など、デバイス管理者から見た「CLOMO」の魅力について教えていただきました。

CLOMOサービスのご紹介と製品への取り組み

1.CLOMOで解決!MDM + αの新提案

(当社社員による発表中の様子①)

当社のカスタマーサクセス部 五阿弥より、日頃のデバイス管理のお悩みを解決するためのご提案として、当社が展開している各種オプションサービスをご紹介しました。

2.CLOMOを支えるプラットフォームとその進化

(当社社員による発表中の様子②)

プラットフォーム運用部 田中より、「CLOMO」がどのように稼働しているのかや、「CLOMO」のセキュリティについて詳しくご紹介しました。

3.CLOMO最新動向とロードマップ

(当社社員による発表中の様子③)

製品企画課 原口より、「CLOMO」に関する最新動向と、開発方針、今後のロードマップなどについてご紹介しました。

CLOMO クイズ大会

前回のユーザーミーティングでご好評いただいた「CLOMO クイズ大会」を開催し、入賞した方には「旅行券」や「AirPods Pro」などの豪華賞品をご用意しました。

クイズは「Kahoot!」というツールを使用し、リアルタイムで出題&回答を募り、参加者の皆様には非常に楽しんでいただけました。

(クイズ大会の様子)

■おわりに

開催後に実施したアンケートでは以下のようなご感想をいただきました。

・Deep Intsinct社様の最新のセキュリティ事情のお話は、とても勉強になり、自社のセキュリティ対策に活かしていきたいと思います。

・他社様の「CLOMO」導入理由など、具体的なお話が聞けて参考になりました。

・なぜユーザー様が「CLOMOを選定されたのか」のお話は、お客様へ提案する立場として非常に参考になりますので、是非また次回も参加させていただければと思います。

・今後の開発ロードマップの箇所で話のあった、Microsoft EntraID連携機能については、実現を期待しています。

アイキューブドシステムズでは、これからもご利用ユーザー様に有益となるようなイベントを開催してまいります。
改めて、ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

今後とも、アイキューブドシステムズならびに「CLOMO」をどうぞよろしくお願いいたします。


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