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子育て中社員のホンネ~育児休暇から復職した社員による座談会~

こんにちは!
アイキューブドシステムズの三好です。

来たるゴールデンウィークの5月5日はこどもの日ですね!

こども・・・と言えば、当社には、子育てと仕事を両立している社員が多くおり、2022年度末時点では、性別を問わず、産休・育休の対象となる社員の100%が休暇を取得しているなど、育児や子育てに奮闘中の社員が沢山います。
そこで今回は、当社に在職中に産休又は育休を取得した社員3名に、仕事と子育ての両立のコツや心がけていること、産休や育休取得に関する話など、子育てしながらどのように働かれているかを聞いてみました!

\座談会メンバー/

テクニカルコンサルタント 皆川
2020年入社。2歳のお子さんがいる。

経理・財務担当 山﨑
2011年入社。2歳のお子さんがいる。

ソフトウェアエンジニア 岩木
2019年入社。6歳と2歳のお子さんがいる。製品開発部門の部長。

広報担当 三好
この座談会のインタビュアー。2022年入社で子育て未経験。

仕事に限らず、全ての時間がない

簡単な自己紹介をお願いします。
皆川:コンサルティングサービス部の皆川です。普段は商談に同席し「CLOMO」の技術面の紹介や、運用整理などの導入支援を行ったり、開発チームにお客様や販売パートナー様からの意見を伝えたりしています。2歳の娘がいます。

山﨑:経理財務部の山﨑です。ちょうど1年前に育休から復帰しました。普段は主に財務を中心に、会社の支払い関係や資金繰りを担当していて、子会社の経理業務も行っています。
私の娘も2歳です。

岩木:開発部門で部長をしている岩木です。私の部署は新規の機能を作るというより、これまで作ってきた機能を保守しています。自分自身もコードを書いたり設計をしたりしていますが、チームの統括もしています。
6歳の長男と2歳の次男がいて、育休の取得は、長男の時は前職で、次男の時は当社で半年取得しています。

みなさん、子どもが生まれる前後で働き方に変化はありましたか?
山﨑:私は時間の制限が凄くあるなと思います。これまでは定時内に仕事が終わらなくても残業すれば何とかなっていましたが、今は残業ができないので、時間内に仕事をこなさなくては!というプレッシャーがあります。なので、期限がある仕事は、何日も前から段取りを考えてこなしています。

皆川:仕事に限らず全ての時間がないですよね。ただ、作業効率や判断力は上がった気がします。あとは、娘が保育園から帰ってきたら必然的に"娘の時間"になるので、仕事とプライベートの切り替えができ、仕事の悩みを業務時間外に持ち越すことは無くなりました。

岩木:私も以前は、(定時内で仕事が終わらなくても)残業でカバーすることが多々あったのですが、子育てしてみたら夜は疲れ果てて寝てしまうことがよくあるので、"できる時にできることをやる"という発想になりました。あとは、規則正しく生活するようになりました。
ただ、私は開発の人間なので、元々ものづくりが好きで、以前は夜中に思いついたコードを書いて何かを作る、みたいなことがあったのですが、それはできなくなりました。

絶対やらなくちゃいけないことだけやる

仕事面でも生活面でも時間の制限がありそうですが、生活面での工夫はありますか?
山﨑:"絶対やらなくちゃいけないことだけやる"をモットーにしてますね。子どもにご飯を食べさせることはマストですが、掃除は来客前だけやるとか。もちろん、全部やりたい気持ちはありますが・・・(笑)

一同:わかる・・・!

仕事と子育ての両立で苦労したことはありますか?
皆川:娘が熱を出して保育園に預けられない時にどうするか、というところは、現在進行形で苦労していますね。私が仕事を休んで見なければいけない場合、業務を別の方にお願いする必要があり、どうしても周りに負担をかけてしまうので、その点が悩みです。

ちなみに、私の住んでいる地域だと、月に12時間×2,500円分のベビーシッター利用の補助金がでるので、娘を保育園に預けられない場合は、ベビーシッターさんに来てもらう方法もとっています。

地域の制度で、ベビーシッターのサービスを利用できる補助があるんですね。知らなかったです!
岩木:子どもを育て始めるまで、その辺の制度を知らないですよね。地域によっても違って、隣の地区はあるけど、こっちはないというケースもありますね。

山﨑:予約ですぐ枠が埋まっちゃう可能性も高いですが、小児科で預かってもらう手もありますよね!

岩木:私も1度ベビーシッターさんのサービスを利用したのですが、逆に子どもが凄く泣いてしまって困り果て、なるべく自分で看ようということになってしまいました。

自分で自宅保育をせざるを得ない場合は、どのようにして業務と折り合いをつけているんですか?
岩木:開発部門の場合は、外部の人に会う予定は滅多にないので、メンバーに状況を伝えて調整をした上で、子どもを看ないといけない時間に仕事をするのは諦め、手が空いた夜や別の日に集中して取り掛かっていますね。
当社は1日8時間、6:00〜22:00の時間帯で自由に勤務できるフルフレックスタイム制なので、その点は調整がしやすいですね。

役職や業務内容に関係なく育休を取得しやすい雰囲気を作りたい

どのような過程を経て産休や育休を取得されましたか?
山﨑:私の場合は、不妊治療をしていたため、毎月病院に行かないといけないなど、頻繁に仕事を調整する必要があったので、上司や同僚にそういった状況を事前に共有していました。その上で、実際に妊娠した時は、安定期に入ったタイミングで相談し、産休と育休を取得しました。

岩木:私は当時課長の役職についていましたが、職位に関係なく育休を取得しやすい雰囲気を作りたい!と思い、育休取得について上長や人事に相談しました。結果、反対されることはなく、半年間の育休を取得しました。

業務の引継ぎはどのようにされましたか?
岩木:私の場合は、約1ヵ月かけて業務の引継ぎをしました。ただ、私個人の考えとして、休暇を取得する側が必要以上に考えるよりも、引継ぎを受ける側が必要な情報を考えて、本当に必要な情報を私に取りに来てもらうよう進めた方が、より効率的に引継げると思ったので、基本的にはこのような方針で引継ぎました。

山﨑:私の場合は、担当業務自体を誰かに引継ぎしないといけなかったので、かなり準備しましたね。部署や職種によりますね。

育休中も会社の動きを知りたい

人事が主催している「産休育休交流会」には参加されましたか?
山﨑:確か私が産休中の2021年12月に第1回が開催されましたよね。産休中は会社との関わりが一切なくなってしまうので、個人的にはすごく良い機会でした。

皆川:私も育休中に1~2回参加したんですが、コロナ禍の育休で、外部との交流も遮断され、育児しかしていなかったので、近しい状況の同僚と交流ができて、非常に良かったです。

これは要望になるのですが、育休中でも社内報や社員総会のアーカイブ動画を見られると、会社の動きを知ることができて良いと思います。

山﨑:そうですね。育休中に会社からの連絡がほぼなかったので、復帰したタイミングで組織体制とか人員配置などがかなり変わっていて、ビックリしましたね。

日頃、社内でお子さんの話をすることはありますか?
山﨑:私の場合は、子育ての先輩に話を聞いてもらうことがありますね。

皆川:私は敢えて自分からは話すことはしないですね。みんながみんな子どもを育てているわけではないので、無駄な配慮をさせないようにしたいと思っています。

岩木:私も積極的にはしないですが、開発ではチャット内で各自のタイムラインを設けているので、そこで子育てについて呟いている人はチラホラいますね。

もっと働きやすくなるために

今後、あったら良いなと思う会社の制度やサポートはありますか?
皆川:私はベビーシッター派遣のサービスをよく使っているので、その補助制度があったら助かりますね。

岩木:私が以前いた会社では、テレワークで働いている人は少数だったので、会社に出勤して働くことがメインの働き方で、テレワークはサブ的な扱いで、嫌な思いをしたんです。なので、会社に出勤するにしろ、テレワークするにしろ、どちらの働き方でも気持ちよく働ける雰囲気が良いと思います。

あと、制度的な話でいくと、当社は22時以降に働くには深夜残業申請が必要なのですが、子どもを育てていると、逆にその時間にやっと手が空くんです。もちろん申請が承認されれば仕事ができますが、みんなはその時間に仕事をしていないんですよね。なので、22時以降に1時間でも自分の仕事に取り組めたら・・・と思うことがあります。育休復帰してすぐは、22時までしか働けないから仕事がどんどん溜まっていくという、そんなストレスがありましたね。

皆川:わかります。私も育休からの復帰当初は、情報をキャッチアップするのも大変で時間がたりず、同じことを思いました。自分がやりたい事をやりきれないことへの葛藤と折り合いをつけるのが大変ですよね。

最後に、子どもがいるいないに関わらず、みんなが働きやすい環境にするには、どうしたら良いと思いますか?
皆川:仕事はしっかりやる前提で、時間の使い方自体は各自に任されている今の状況が、このまま続けばいいなと思います。

岩木:男性目線でいくと、男は仕事をすべきという考えの人が多い環境で育休を取得したり、子どもの都合で休むことが多くなると、必然的にその会社に居づらくなってしまうと思うんです。でも、私の場合は、当社に入社して、周りの男性も積極的に子育てをしていたので、その存在だけでも凄く良かったんですよ。なので、制度よりも、各自の事情を踏まえて互いに気遣いができる社員がいること、というのが大切な気がします。

山﨑:実際に社内で話を聞いたことはないですが、これからは介護の問題も出てくるでしょうし、産休や育休と同じくらい、介護に取り組む社員も、当たり前のように休暇が取れる環境だと良いですよね。

三好:子育てや介護に限らず、1人1人が各自のライフスタイルを互いに尊重する気持ちを持っていると、良さそうですね!

座談会は以上です。
当社で働く社員の様子や働く環境について、少しでもイメージが伝われば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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